バギーで迎える、小さな外の世界

アイボリーのバギーに乗ってブランケットに包まれるチョコタンのチワワ・オペラ ライフログ

🕊️ 前回のお話:第36話「肉球に触れる、小さな時間」


バギーの乗せた瞬間、オペラはいつもの好奇心と、ほんの少しの戸惑いを混ぜた顔をした。 「どこ行くの?なにが始まるの?」 そんな表情でキョトンとこちらを見上げる。

やがて、小さな鼻先をブランケットにうずめて、 ひとまず“安全地帯”を確保したらしい。 その仕草がもう、可愛い。


小さな世界が、ふいに広くなるとき

久しぶりに外の空気に触れたオペラ。 まだ地面に降りるには早いから、今日は「バギーで外気に慣れる日」。

家の周りの静かな道を通り、公園へと向かう。 歩道の隅に溜まった落ち葉が乾いた音で転がり、 風に揺れる草がさらさらと揺れる。

そんな音に、オペラの耳がピン、と立つ。

鳥のさえずり。 遠くの犬の鳴き声。 用水路の水音。 小さな池から響く、静かなせせらぎ。

どれも、オペラにとっては“はじめまして”の音だ。 車の通過音は気にしないのに、水の音だけは興味津々。 不思議だよなぁ、と笑ってしまう。


ほんの少しの寒風に、そっと隠れる

風がすっと吹いた瞬間、 オペラはブランケットにもう一度顔を埋めた。

「寒いから隠れます……」 と言っているみたいで、これがまたたまらなく可愛い。

そして次の瞬間には、 どこかの家のキッチンから流れてきた“夕ごはんの匂い”をキャッチしたらしい。 鼻先を高く上げて、クンクン……クンクン……。

外はちょっと怖くて、ちょっと面白くて、 でも好奇心はしっかり働いている。

そんな姿を見るだけで、 「生きてるんだなぁ」と、静かに実感する。


バギーだから見える景色がある

地面に降りて歩く散歩はもう少し先だけれど、 バギーにはバギーの良さがある。

地面すれすれの低い視界じゃなくて、 少し高い場所から広い景色を眺められる。 風の匂いも、空気の温度も、ゆっくり感じられる。

そしてなにより、 「パパ、見てる?」とでも言うように、 時々こちらを確認してくるオペラがたまらない。

ああ、たまらなく愛しいやつだなぁと思う。


これから始まる、本当のお散歩の話

本格的なお散歩デビューは、もう少し先。 冬の間は地面が冷たいし、足への負担も考えたい。

それでも、すでに心配なことはある。

すれ違うワンちゃんに対しての反応。 僕自身のリードさばき(※操る意味じゃない)。 周囲への目配り・気配り・心配り。

「散歩は犬のためだけじゃなく、人間側のマナーも大事」 そんな当たり前のことを、改めて思い知る。

でもその一方で、楽しみなこともある。 運動不足で増えてしまった僕自身の体重…… これがどれくらい減るのかという密かな期待も。


あとがき

バギーでの外歩きは、 まだ「準備期間」みたいなものだけど、 それでもオペラの世界がほんの少し広がった日だった。

怖がったり、興味津々になったり、 風に隠れたり、匂いを追いかけたり—— その全部が、初めての世界に触れる証。

来年の春、本格的に歩き始めたら、 また違う景色を見せてくれるんだろうな。

小さな足で踏み出す一歩が、 どうか楽しいものでありますように。


📘 次のお話:第38話「ペット用ヒーター購入で痛恨の勘違い、冬支度の失敗談」

プロフィール
こんにちは、自由きままなライフログを書いている おぷっぷ です。

家族として迎えたチワワの「オペラ」と過ごす日々を中心に、 日常のささやかな出来事や感じたことを “そのままの言葉で” ゆるやかに綴っています。

オペラはまだ赤ちゃんで甘えん坊。 ふっとした仕草や表情に、あたたかさを感じる毎日です。 そんな小さな相棒と過ごす時間は、季節の移ろいをしみじみと実感させてくれます。

このブログでは、
・オペラとの何気ない日常
・心がふっと動いた瞬間
・飼い主として学んだこと、悩んだこと
・生活の中で見つけた小さな喜び
などを文章と写真で記録しています。

“note to self(自分への小さなメモ)” のように、 未来の自分がふと振り返ったとき、 温かい気持ちになれるページを残したい。

そんな気持ちで、ゆるく書いています。 どうぞ気軽に読んでいってくださいね。
ライフログ「日々とぬくもり」
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