🕊️ 前回のお話:第77話「見ていたはずなのに、見えていなかった視点の話」
昨日の昼頃、オペラと散歩に出た。
昼間の散歩はこれで三回目だ。
一回目は、10メートル進むのに20分。
二回目も、20分間で半径10メートルを行ったり来たり。
正直、
「こんなものなのかな?」
「チワワってやっぱり散歩が苦手なのか?」
そんなことを考えていた。
ところが三回目——
厳密に言えば、夜の散歩を含めて五回目になるのだが、
この日、オペラは突如として覚醒した。
覚醒の理由|強力な助っ人登場
理由は単純だ。
おやつという、最強の助っ人を投入したからだ(笑)
- おやつをチラつかせて少し歩く
- 拾い食いしそうになったら、おやつ投入
- また少し歩く
この繰り返し。
するとどうだろう。
これまでとは比べものにならないほど、歩きが安定した。
飼い主側の気づき
ここで一つ、僕自身の考えも変わった。
「オペラを散歩好きにさせなきゃ」
「楽しませながら学習させなきゃ」
そう思っていたけれど、
飼い主である僕自身が、散歩に必要な知識とマナーを身につけないとダメだ
と強く感じた。
そこで、オペラの散歩について、いくつか整理してみた。
前提|最初に歩かなかったのは異常じゃない
まず安心していいこと。
最初に歩かなかったのは、異常でも失敗でもない。
オペラはおそらく、
- 環境に慣れていない
- 匂い情報が多すぎる
- 緊張と好奇心が混ざっている
ただそれだけだったのだと思う。
三回目で「覚醒」したのは、
👉 経験+成功体験(おやつ)+予測できる楽しさ
この三つが揃ったから。
人間で言えば、急にスキップしながら歩き出す感覚に近い。
飼い主が身につけたいこと【5選】
① 散歩=運動ではない
犬にとって散歩は
「歩く」<「匂いを嗅ぐ」<「観察する」
進まない=失敗ではない。
10mでも「大収穫」の日がある。
② 集中力は10〜15分が限界
特に子犬・小型犬は短い。
「今日は乗らないな」と思ったら潔く切り上げる。
👉 散歩は距離ではなく回数で育つ。
③ リードは操作ではなく情報ライン
- 引っ張らない
- 張りっぱなしにしない
- 弛みがある=安心のサイン
④ 飼い主の感情は100%伝染する
- 焦る → 犬も不安
- 楽しむ → 犬も前向き
👉 オペラが覚醒したのは、僕が楽しんでいたからかもしれない。
⑤ 成功体験は小さく確実に
今日は
- 3歩歩いた
- 立ち止まらなかった
それで十分。
お散歩の前後にすること
お散歩前(3つ)
- 軽くトイレ
- ハーネス・リード確認
- 飼い主が落ち着く(深呼吸一回)
お散歩後(4つ)
- 足裏・口周りチェック
- 水分補給
- テンションを一度落とす
- 言葉で褒める
「いい散歩だったね」で十分
お散歩中の重要コマンド【3つ】
- おいで(Come)
→ 呼んだら必ず良いことが起きる - まって(Wait)
→ 最初は1秒でOK - だめ/ノー
→ 感情を乗せず、低く短く一回
拾い食い対策
させないコツ
- 下を向いたら要注意
- 匂いに一点集中=危険サイン
今回やった
「拾うより良い選択(おやつ)」
これはかなり有効だったと思っている。
してしまったら
❌ 叱る・追いかける・口に手を入れる
⭕ 落ち着いて「おいで」、注意を逸らす
拾った=失敗ではなく、学び。
あとがき|反抗期だけど、一緒に
おやつで歩いたのは、ズルでも甘やかしでもない。
オペラはきっと、
- 散歩=楽しい
- 飼い主と一緒=安心
- 歩くと良いことがある
これを一気に学んだのだと思う。
今後は
- おやつの頻度を減らす
- 声かけとアイコンタクトへ
少しずつ移行していきたい。
反抗期だけど、
一緒に乗り越えて、また一つ絆が深まった散歩だった。

