🕊️ 前回のお話:第79話「やるか迷ったその時に、動いてみた一日の話」
ちょっとしたことで、夫婦の間に小さなズレが生まれることがある。
大きな事件でも、決定的な出来事でもない。
ただ一言のやり取り、ただ一つの思い込み。
今回は、そんな「本当に些細な出来事」から始まった、
我が家の日常の記録を残しておこうと思う。
書くかどうか少し迷ったけれど、
この感情の動きも含めて、今の自分たちなのだろうから。
きっかけは妻からのLINEメッセージ
「また、玄関ドアが施錠されてなかった」
僕は「えっ~?」と呆気にとられた。
今朝は妻が玄関まで見送ってくれていたのだ。
それなのに、なんで?
(。´・ω・)ん?
「閉めてくれると思っていた」という思い込み
時系列で残しておこう。
この日はゴミ出しの日だ。
45ℓのゴミ袋が3つあった。
最初に1つだけ出して、残りの2つは車に乗り込む直前に出せば
良いと思っていた。
室内のゴミ袋2つを外に出して、
「行ってくるね~、行ってらっしゃ~い」の言葉を交わして、
僕はゴミ袋を2つ抱えてゴミ置き場へ。
ゴミを置いて車に乗り込み出発。
僕の中では、妻が家の中から鍵をかけてくれるものだと
思い込んでいたんだ。しかし、実際は妻も中から施錠して
いなかったようだ。
施錠について妻が気づいたタイミングは日中、
郵便局員さんの配達時?玄関を見た時のようだった。
で、夕方、施錠していなかったことを僕に知らせるために
LINEメッセージを送ってきたのだ。
やり取りを抜粋しておこう。
妻:「また、玄関ドアが施錠されてなかった」
僕:今朝は見送ってくれたやん…だから中から閉めてくれると思ったよ!僕はゴミ袋2つ抱えて出たからさ💦家を出る人が施錠するって決まり事にするか🤔
僕:前の住居で電子ロックになる前は、○○(妻)が「閉めておくから行きなー」って言ってたからさ~、決まり事作るか?どうするかな🤔
読み返してみると、この時の僕は「説明」ではなく「正当化」をしていた。
話し合う事の大切さ
そして、帰宅後に話しをしたんだ。
この一件から、もちろん日常生活における他の事も引き合いに
出しながら話は進んでいった。
お互いに言う事は言った形だと思っている。
もしかしたら、妻は半分も言ってないのかもしれない(苦笑)
性格の移り変わり
僕は基本的に、
言いたいことがあっても言えず「内にこもる」性格だった。
だったのだwww
特に肝心なことほど言えなかった。
でも、妻によって変えられた?変われた?
いや、本来の自分が戻ってきた感覚に近いか!
元々は、思ったことは言っていた幼少期。
しかし、小学3年生の時、子供同士の喧嘩で言ってはならないことを
言ってしまった場面があり母親にこっぴどく叱られた。
その後、成長と共に
- 口調が冷たい
- 言葉に感情がない
- 優しい口調だけど本質は冷たいことを言っている
- 冷たい性格
など、冷たい性格が強くなっていったのだ。
何故かはわからない。冷たくなろうと意識したわけでもないし、
複合的な要素で「冷たさ」が形作られていったのだろうと思っている。
同時に思っていることを全て発言してはダメ?!
みたいな学習もしてしまったのだろう。
今でも時折、「冷たい」自分が顔をのぞかせることはある。
声を掛け合う思いやり
話しが逸れたが、施錠の一件は、とりあえず話し合いで終息した。
今回の事は、「声の掛け合いが無くなっていた」ことが原因のようだ。
特に僕側らしい💦
「僕の声掛けができてないからね!」と言われた。
僕は全く無自覚だ。そんなことしてたかなぁ?と言ったら、
妻は呆れ顔だった。
傲慢で思いやりの欠片も無くなっていたのかもしれない。
よーく振り返ると、声掛けをしていた記憶も出てきたのは言うまでもない。
「ごめんなさい」で終わったはずの話
なぜ、夫婦喧嘩になったか?
紐解くと妻からのLINEメッセージに対する僕の返信が発端だ。
妻:「また、玄関ドアが施錠されてなかった」
僕:あ~、鍵閉めてなかったわ!ごめんなさい
こうしておけば夫婦喧嘩にならず、丸くおさまったのだwww
一つ思い出したことがあるので、備忘録として残しておこう。
ある日、息子が父親に結婚の報告をしたそうだ。
父親は息子に対して一言「あやまれ!謝罪しろ!」と言い放つ。
息子は何がなんだかわからなくて、「結婚の報告をしただけなのに、どういうこと?」
すると、父親は「お前に結婚する資格はないな、まだまだ早い」と告げるのだ。
息子は「なんで?何それ?」と父親に聞いた。
父親曰く、
「何をしたのか?なんであやまらなきゃならないのか?わからなくても、あやまることができないのなら結婚生活は続かないぞ!」
と、まさかの一言。
そう、「思い当たる事がなくても一旦あやまること」が
結婚生活を続ける秘訣と教えたのだった。
自慢じゃないけど、僕は比較的「あやまれる」方だと自負している(苦笑)
結婚生活は、正しさよりも先に、呼吸を合わせる作業なのかもしれない。
あとがき
振り返ってみると、今回の出来事は
「玄関の鍵」の話ではなかった。
- 思い込み
- 無自覚な期待
- とっさに出る自己防衛
- そして、最初の一言の選択
ほんの一言で、空気は変わる。
でも、その一言が出てこない時もある。それでも、話し合えること。
気づいたあとに、振り返れること。
それが、今の自分たちなのだと思っている。正しさを証明するより、
関係を守る選択をできるかどうか。今日も完璧じゃないけれど、
ちゃんと向き合えた一日だった。

