🕊️ 前回のお話:第86話「macOS再インストール失敗…覚悟が必要になったiMac復旧の話」
ある意味、覚悟を決めて、
「エイッ、ヤーッ」
とやるしかない。
消すしかないのだ。
でも――消したくない。
それでも、意を決して前に進むことにした。
macOSをクリーンインストール
通常起動からmacOSの再インストールに成功できなかった今、
次なる手は「macOSをクリーンインストールする」という選択だった。
ただしその代償として、
内蔵ディスクに入っているデータは消去しなければならない。
内蔵ディスクのデータ消去
これがまた、地味に面倒なのだ。
なぜなら、もう一度
「インターネット復旧モード」に入るところから
やり直さなければならない。
インターネット復旧モードへ
手順は毎回同じ。
- 電源ボタン長押し → 電源OFF
- 電源ON
- ⌥ Option + ⌘ Command + R を押しっぱなし
- 地球マークが出るまで離さない
そう、また繰り返すのだ。
macOSユーティリティへ
macOSユーティリティが表示されたら、
次はディスク構成を確認する。
- ディスクユーティリティ
- メニュー「表示」→ すべてのデバイスを表示
構成の確認
ここは超重要。
左ペイン(サイドバー)が見えているかどうかをチェックする。
一番上に
Fusion Drive
↓
コンテナdisk
↓
Macintosh HD
↓
Macintosh HD – Data
…という構成が見えるかどうか。
この段階では、まだ操作しない。
まずは「見える/見えない」を確認するだけだ。
構成確認の結論
参った…。
- Macintosh HD はグレーアウト
- マウント解除もできない
- パスワード入力すら求められない
つまりこれは、
「OSが起動できない」だけでなく
「データにアクセスできない」状態を意味していた。
最終的に読み取れた事実
画面から分かることはこうだ。
見えているけれど…
- Fusion Drive は認識されている
- APFSコンテナも存在している
- 容量表示も正常
しかし致命的なのは、
- Macintosh HD がグレーのまま
- 解除要求が出ない
マウントポイントはあるのに、中身に入れない。
これはFileVault暗号化が途中で破損している可能性が高い。
※あくまでも個人の仮説と見解です。
検証を行った理由
正直、ここまで検証しなくても良かったのかもしれない。
でも――
データを救える可能性があるなら、救いたい。
それに今後の原因と対策のためにも、
念には念を入れて確認したかった。
これで、ようやく
「消去する覚悟」が整った。
内蔵ディスクのデータ消去開始
macOS Monterey以降では簡単な操作で初期化が可能…
とはいえ、それは通常起動できる場合の話。
今回は簡単ではない方法での初期化になる。
ディスクユーティリティでの消去
備忘録として手順を残しておく。
- macOS復旧で起動する
- 「ディスクユーティリティ」を選択
- 内蔵ディスク(Macintosh HD)を選び「消去」
- フォーマットを指定し実行
システム設定からの初期化(参考)
通常起動できる場合はシステム設定からも初期化が可能。
※対象機器やmacOSのバージョンによって異なるため、
Apple公式ページで確認するのが安全です。
あとがき
内臓ディスクのデータ消去を開始したが、
一晩経過しても作業は終わらなかった。
正直、ここまで来ると
「やっぱり簡単にはいかないよな…」
という気持ちになる。
想定外であり、想定内でもあった。
要するに、
“消去すれば必ず終わる”なんて、最初から思っていなかった
まぁ、そんなもんよね。
ただ、不思議とパニックにはなっていない。
こういう時のために、
自分の中でいくつか“逃げ道”を用意していたのも事実だ。
だから今は、焦らずに次の一手を考えている。
とはいえ…
このiMac編、まだ終わらないらしい。
つづく…

