🕊️ 前回のお話:第87話「覚悟を決めて、消すしかなかった話 〜iMac復旧、最終手段へ〜」
導入
内臓ディスクのデータ消去を開始したが、
一晩経過しても作業は終わらなかった。
翌朝の僕の心境は、
うわぁ……😢
これはもう「待つフェーズ」じゃない。完全に“固着”してる。
日をまたいで 約24時間以上同じ
もうこれは、電源ボタン長押しで強制終了しかない。
強制終了の根拠
なぜ止めていいか?!
もう消去処理は「論理的に完了できない状態」
表示されているログ
Erasing APFS Volume disk4s5 by deleting and re-adding
Unmounting disk4s5
Deleting Volume
ここで24時間止まるのは、
Fusion DriveのHDD側がI/O待ち or 不良セクタで応答しない典型パターン。
macOSは
「壊れたHDDを律儀に待ち続ける」
という 超・融通の利かない挙動をする。
※個人的な仮説と解釈です
奥の手で全て解決
ここまで足掛け3日ほどです。
内臓ディスクからの起動とデータ救出は、
一旦、諦めるしかありません。
では、どうやって奥の手で全て解決?
それは、
- Time Machineで定期的にバックアップ取得済み
- 外付けSSDにmacOSがインストールされている
そうなんです。
iMacの内臓ディスクが故障した時の備えを
日頃からしておりました。
だけど復元も、これはこれで手間がかかるんです。
だから、既存の内臓ディスクをなんとか復旧
したかったのです。
実は、もう一つだけ検証していたこと
ここまで書くと、
「最初から外付けSSDで起動すればよかったじゃないか」
と思われるかもしれない。
実は、内臓ディスクの復旧作業と並行して、
外付けSSDから起動し、内臓ディスクのデータを直接取り出せないか?
何度か試していた。
フォルダーごとコピーして、外付けSSDへ移そうとしたのだが、
途中でエラーが出て止まってしまった。
この時点で、
内臓ディスク側がかなり不安定になっていることを確信した。
そしてもう一つ。
僕は心のどこかで、
「Time Machineからの復元は100%成功する」
と信じ切れていなかった。
だから、即断即決できなかったのだ。
少し脱線してしまった。
話しを戻そう!
外付けSSDからmacOSを起動
- macOSがインストールされている外付けSSDをiMacのThunderbolt(サンダーボルト)に接続する
- Time Machineのデータが入っている外付けHDD(SSD)をThunderbolt(サンダーボルト)またはUSBに接続する
- 電源ボタンを長押し
- macOSが起動するまで電源ボタンを押し続ける
- 起動したら電源ボタンから手を放す
iMacの動作確認
- iMacの動作確認(マウスの動きとキーボード入力)
- Time Machineのデータ確認(最新のバックアップがいつなのか?)
Time Machineから復元
- アプリ → ユーティリティ → 移行アシスタント
- 移行元を選択(Time Machine バックアップ)
- 復元内容を選択
・ユーザーデータ
・アプリケーション
・設定
※ システムそのものは外付けSSD側のOSを使う
復元に要する時間はデータ量によって異なる。
今回の復元時間は、2.5時間でした。
実際はこんな感じ!
最初の進捗バーの表示は
「残り 約8時間38分(154.2MB/秒)」だけど――
そのまま8時間かかることは、ほぼ無い現実的な目安
復元開始から20〜30%:めちゃくちゃ遅い
小さいファイル大量、権限・メタデータ・書類構造チェック
中盤以降:一気に加速(数GB単位の連続転送になる)
体感的には、最初の表示の「1/2〜1/3くらい」 で終わることが多い。
復元後にやる事
- 内臓ディスクにあったデータの復元状況の確認
- 今回の復元では、アプリによってだが
adobe CCはアプリを一回削除してから新規インストールが必要になった
初期設定が必要になったアプリがある - macOSのアップデートが必要になった
教訓
非常時の備えは必要か?
いつも自問自答している事だ。
今回の事を通して学んだことは、大きく2つ。
備えあれば憂いなし
常日頃から準備を怠らなければ、万が一の事態が起きても
心配やパニックに陥ることはないという教訓だ。
今回は「まさか」の事態だった。
買い替え頻度の見直し
まだ使えるから大丈夫!
まだいいや、勿体ない!
確かにそうだ。
だけど、今後は5年1サイクルで買い替えを検討しよう。
あとがき
内臓ディスクの故障は頻繁に起きることではない。
というか、トラブルが起きないことを前提にPCを
使っているのかもしれないが、考えをあらためさせられた
一件だった。
同時に、備えておいた自分「エライ!」と褒めておこう(苦笑)

