🕊️ 前回のお話:第65話「オペラのドッグフードを変えた理由と、期待しすぎないという選択」
我が家のシャープ ヘルシオ(HEALSIO)が、ようやく本来の役割を果たす日がやってきた。
購入したのは2024年の年初。しかし、想定外だった本体の奥行き問題で、しばらくは使えないまま時間だけが過ぎていた。
使えなかった家電、使う余裕のなかった自分
昨年の秋、新居に移り、ようやくヘルシオを設置できる環境が整った。
とはいえ、使っていたのはレンジ機能だけ。スーパーやコンビニで買った弁当や総菜を温めるだけの日々が続いていた。
正直に言えば、自炊する気持ちの余裕がなかったのだと思う。
「自炊派」の自分が戻ってきた
2025年12月上旬を過ぎた頃、さすがに買い弁や外食にも飽きてきた。
理由はシンプルで、僕は基本的に自炊派なのだ。
一流シェフのような腕はないけれど、自分で作ったご飯には、どこか懐かしさと安心感がある。
味付けがイマイチでも「まぁ、いっか」と諦めがつくのも、自炊のいいところだwww
眠っていたヘルシオに目を向ける
年末にかけて少しずつ自炊ができるようになり、2026年を迎えた途端、スイッチが入った。
「ちゃんと作ろう」と。
電気調理鍋、スロークッカー、エアフライヤー……
調理家電を探しかけたところで、ふと気づく。
「あれ?うちにはヘルシオがあるじゃないか」
妻もグルリ料理をリクエストしていたこともあり、眠っていたヘルシオを使い倒そう、という考えに繋がった。
焼き芋がきっかけで見えたもの
ちょうどその頃、妻が大量のさつまいもを持ち帰ってきた。
お客様からいただいた、手作りのさつまいもだという。
思い浮かんだレシピは「焼き芋」。
ヘルシオを使い、手動調理でじっくり焼いたさつまいもは、ねっとり系に仕上がり、驚くほど美味しかった。
電気代を調べても数十円〜100円程度。
焼き立てを食べられ、品質も自分で選べる。
これはもう、買うより作ったほうがコスパがいい。
宝の持ち腐れと、時代の変化
今回、焼き芋を作って感じたことは二つ。
ひとつは「宝の持ち腐れ」。
購入してからレンジとしてしか使っていなかったこと。
もうひとつは、ヘルシオが単なる電子レンジ・オーブンではなく、
調理家電としての完成度が想像以上だった ということだ。
正直、ヘルシオ発売当初は不要派だった。
高いし、レンジとオーブンだけでこの価格は無理だと思っていた。
けれど今は、手が届く価格帯になり、実際に使ってみたら——
考えは一瞬で変わってしまった。
あとがき
使っていなかったのは家電ではなく、 「使う余裕」を失っていた自分だったのかもしれない。ヘルシオで焼いた焼き芋は、IoTの便利さ以上に、生活の感覚を取り戻すきっかけになった。

