🕊️ 前回のお話:第211話「オペラ、夏仕様どうする問題」
5月もいよいよ終わる。
今年は本当に暑かった。
「10年に一度の暑さかもしれません」
そんなニュースを耳にした時は半信半疑だったけれど、振り返ってみると5月なのに30℃を超えた日が何日もあった。
マジで暑かった。
そして暑くなると飲みたくなるものがある。
そう、
アイスコーヒーだ。
既にコンビニでは何度かお世話になっている。
今年のアイスコーヒーは150円(税込)。
数年前は100円で飲めていたことを思うと、時代の変化を感じる。
とはいえ、価格が上がったのはコンビニだけではない。
コーヒー豆そのものが高くなっている。
その背景には、ブラジルやベトナムなど主要生産地で発生している干ばつや異常気象があるらしい。
気候変動の影響を受け、収穫量が減少しているという話も耳にする。
最近では「コーヒー2050年問題」という言葉まであるそうだ。
将来的にコーヒー栽培に適した土地が大幅に減少し、収穫量そのものが激減する可能性があるという。
調べ始めると、さらに複雑な問題も見えてくる。
コーヒー農家さんの収入。
フェアトレード。
森林伐採。
環境問題。
正直なところ、僕に何ができるのかは分からない。
胸が痛む話もたくさんある。
ただ、毎日当たり前のように飲んでいる一杯のコーヒーも、世界中のたくさんの人たちの仕事によって支えられているのだと思うと、少し見方が変わる。
そんな事を考えながら、先日いつもの焙煎店へ行ってきた。
購入したのはアイスコーヒー用の豆。
そしてもう一つ。
ゲイシャとピンクブルボンのブレンドだ。
正確には、焙煎店でブレンドしたものではなく、ゲイシャとピンクブルボンが混在したロットを買い付けたものらしい。
初めて飲むので楽しみで仕方ない。
ただし僕には一つルールがある。
焙煎したての豆はすぐ飲まない。
最低でも1週間ほど寝かせる。
豆が落ち着いてから飲む方が好きなのだ。
しかし今回だけは我慢できなかった(笑)
アイスコーヒー用の豆を開封し、早速一杯。
結果は、
「まだ若いな」
だった。
もちろん美味しい。
だけど、もう少し寝かせた方が甘みやコクが出そうな印象だった。
やっぱり豆にも飲み頃がある。
ちなみに我が家のアイスコーヒーは、
- グラスに氷を120g前後。
- 豆20gを中細挽き。
- 150ccのお湯を4回に分けてドリップ。
- 必要なら氷を追加。
そんな感じで淹れている。
アイスコーヒーを美味しく淹れるコツは、とにかく急冷すること。
細かい話を始めると長くなるので割愛するが、僕はこの方法が気に入っている。
雑味が少なく、スッキリした味わいになる。
もちろん、自分で淹れるアイスコーヒーはコスパだけ考えると微妙かもしれない。
氷も使う。
豆もたくさん使う。
でも、美味い。
結局それに尽きる。
そして何より、
信頼できる焙煎店で豆を選び、自分で挽いて、自分で淹れる時間そのものが好きなのだ。
ゲイシャとピンクブルボンは、もう少し寝かせてから飲んでみようと思う。
どんな味がするのか。
今から楽しみで仕方ない。
・・・なんて偉そうな事を書いているが、僕に分かるのは、
甘い。
苦い。
酸っぱい。
コクがある。
そして、
好みかどうか(笑)
その程度である。
まぁ、そんな事を考えながらも、今年最初の本格的なアイスコーヒーはやっぱり美味かった。
今年もまた、アイスコーヒーの季節がやってきた。
