🕊️ 前回のお話:第236話「59歳目前。子どもの頃の自分が一番驚く「4つの現実」」
オペラの去勢手術と乳歯抜歯の記録と僕の心情を書き綴ります。
結論から言うと、去勢手術と乳歯6本の抜歯は無事に終わり、オペラは元気に帰ってきました。
この記事は手術の体験談というより、「オペラが初めて家にいなかった一日」の記録として残しておこうと思います。
去勢手術と乳歯抜歯を同日にお願いした理由
オペラは去勢手術と乳歯6本の抜歯を同日に行いました。
理由は二つあります。
一つ目は、かかりつけの動物病院が歯科診療にも力を入れており、同日に対応できたこと。
二つ目は、全身麻酔が一度で済むことでした。
もちろん、どのような治療方針が良いかは、それぞれの家庭や獣医師との相談によって変わると思います。
我が家は先生と相談した結果、この方法を選びました。
心配だったのは手術ではなく全身麻酔
手術そのものよりも、心配だったのは全身麻酔でした。
同意書には、
「万が一の場合、心肺蘇生を希望しますか。」
という項目があります。
その一文を読んだ瞬間、急に現実味を帯びてきました。
オペラは4.8kgの小さなチワワです。
「大丈夫。」
そう思いたい反面、やはり不安はありました。
空っぽのケージを何度も見てしまった
病院へ預けたあと、私は片頭痛がひどくなり、自宅で休むことにしました。
家にはオペラがいません。
当たり前のことなのに、何度もケージを見てしまうのです。
「あれ?」
と思うくらい自然に視線が向いてしまう。
もちろん、そこには誰もいません。
でも、不思議とオペラがいるような気配を感じてしまいました。
たった半日のことなのに、家の中が少し静かに感じた一日でした。
二羽の文鳥は伸び伸びと過ごせたようです(苦笑)
お迎えの時間
18時30分。
病院へ迎えに行きました。
まずは先生から説明があります。
「手術は無事に終わりました。」
その一言を聞いて、まずはホッとしました。
その後はレントゲン写真を見ながら、乳歯を6本抜歯した説明を受けました。
実はここで、ちょっとだけ私らしい(?)質問もしました。
「摘出した睾丸って見られますか?」
さらに、
「ホルマリン漬けにして持ち帰れますか?」
先生も少し驚かれたようで、
「そのご希望は初めてです(笑)」
とのこと。
ホルマリンには発がん性の問題もあり、持ち帰りはできないそうです。
少し笑いもありつつ、術後の注意点を丁寧に説明していただきました。
オペラの顔を見て、ホッとした
説明が終わると、奥の部屋からオペラがやって来ました。
エリザベスカラーを付ける前の姿でした。
その顔を見た瞬間、本当にホッとしました。
でも同時に、少し申し訳ない気持ちにもなりました。
私たちは理由を知っています。
でもオペラは知らないハズです。
「朝から一人にされて、気が付いたら体が何だか変。」
きっと、そんな感覚だったのでしょう。
私の頭の中では、
「飼い主よ…。随分長い時間、一人にしたな。それに、こんなことになるなんて聞いてないぞ。」
そんな声が聞こえた気がしました。
帰ってきてくれた、それだけで十分だった
帰宅したオペラは、普段とはまるで別犬でした。
全身麻酔の影響もあり、ぼんやりしています。
歩くたびにエリザベスカラーがあちこちに当たり、バランスも取りづらそうです。
まずは少しだけ水分補給。
食事は21時以降、いつもの半分程度から始める予定でした。
ところが…
結果は、いつもの4分の3ほどを完食(笑)
前日の夜から絶食だったこともあり、相当お腹が空いていたのでしょう。
食後は少し表情も戻り、吐き戻しもありませんでした。
それを見て、また一つ安心材料が増えました。
家族がいる日常は、当たり前ではない
昼間、私は何度も空っぽのケージを見てしまいました。
でも夜、そのケージにはオペラがいました。

エリザベスカラーを付け、少し眠そうな顔をしながら横になっています。
いつもの元気いっぱいのオペラではありません。
それでも、家に帰ってきてくれた。
その姿を見ながら、
「帰ってきてくれてありがとう。」
そんな言葉が自然と心の中に浮かびました。
普段は当たり前だと思っている日常。
でも、その当たり前が少しだけ特別に感じられた一日でした。

