何気ない日常が幸せだと気づいた日

何気ない日常の幸せに気づいたことをテーマにした、第90話のアイキャッチ画像 ライフログ

🕊️ 前回のお話:第89話「外付けSSDで復活したiMac、その後の話」


何気ない日常が幸せだなんて、本当だろうか?

今回は、僕自身が「何気ない日常の尊さ」に気づかされた時の記録だ。


特別なことこそが幸せだと思っていた

幼い頃から20代くらいまで、僕はずっと思っていた。
幸せっていうのは、特別な日にだけ訪れるものだ、と。

  • 誕生日
  • クリスマス
  • 恋人とのデート
  • お祝いの席
  • 車の納車

非日常の出来事には、たしかに幸福感があった。
「幸せの匂いがする」とでも言えばいいのか、そういう瞬間を追いかけていたのだと思う。


健康は金では買えない

転機は突然やってきた。
30代半ば、肝炎治療のため入院を決めた頃のことだ。
通院中、医師から告げられた一言が今でも鮮明に残っている。

「あなた、このままだと50歳まで生きられるかどうかわからないよ」

その瞬間、頭が真っ白になった。
人生太く短く、なんて言葉をどこかで格好つけていた自分が、急に幼く見えた。


病室の夜が教えてくれたこと

入院生活は、想像以上に心が削られる時間だった。
夜になると、病室の空気が変わる。

同室の患者さんがナースコールを押す。
翌朝、その人のベッドが空になっている。

別の病棟に移ったのか、帰らぬ人となったのか。
直接は知らされないだけに、不安だけが膨らんでいく。

明日は我が身かもしれない。

そんな恐怖と隣り合わせだった。


退院して初めて気づいた「普通」の価値

入院前、僕は考えたこともなかった。
何気ない日常が幸せだなんて。
でも退院して、家に戻ってきた時…

  • 布団で眠れること
  • 湯船に浸かれること
  • 普通にご飯を食べられること
  • 家族の声が聞こえること

それだけで、胸がいっぱいになった。
特別じゃない。

でも、その「特別じゃないもの」が、どれほど尊いか。

僕は遅れて気づいたのだ。


感謝は、出来事の後じゃなく日常の中にある

感謝しなさい。
そんな言葉は耳にタコができるほど聞いてきた。

でも本当は、何かをしてもらった時だけじゃない。

  • 朝、目が覚めたこと。
  • 今日も息をしていること。
  • 食事ができること。

小さな当たり前に気づけた時、幸せは静かに積み重なっていく。


あとがき

何気ない日常が幸せか?
たぶん、本当だと思う。

でも僕は、きっとまた忘れそうになる。
だからこうして書いておく。

特別な日じゃなくてもいい。
今日が静かに終わるだけで、それは十分にありがたい日なんだと。


📘 次のお話:第91話「オペラを迎えて4ヶ月、文鳥たちの視線が痛かった話」


プロフィール
こんにちは、自由きままなライフログを書いている おぷっぷ です。

家族として迎えたチワワの「オペラ」と過ごす日々を中心に、 日常のささやかな出来事や感じたことを “そのままの言葉で” ゆるやかに綴っています。

オペラはまだ赤ちゃんで甘えん坊。 ふっとした仕草や表情に、あたたかさを感じる毎日です。 そんな小さな相棒と過ごす時間は、季節の移ろいをしみじみと実感させてくれます。

このブログでは、
・オペラとの何気ない日常
・心がふっと動いた瞬間
・飼い主として学んだこと、悩んだこと
・生活の中で見つけた小さな喜び
などを文章と写真で記録しています。

“note to self(自分への小さなメモ)” のように、 未来の自分がふと振り返ったとき、 温かい気持ちになれるページを残したい。

そんな気持ちで、ゆるく書いています。 どうぞ気軽に読んでいってくださいね。
ライフログ「日々とぬくもり」
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