🕊️ 前回のお話:第239話「オペラのご飯、本当にこれでいいんだろうか?答え合わせをしてみようと思う。」
オペラの去勢手術から数日。
日に日に元気を取り戻してきた。
それは本当に嬉しい。
でも、元気になればなるほど、新たな問題も出てきた。
エリザベスカラーを付けたまま走るのである(笑)
最初の頃は、ケージの中で静かに寝ていた。
「やっぱり手術は疲れたよね。」
なんて妻と話していたのも束の間。
翌日。
その翌日。
日に日に動きが激しくなってきた。
……いや、元気になり過ぎた(笑)
そして、ついに始まった。
助走を付けてソファーへジャンプ
一瞬、
「マイケル・ジョーダンか?」
と思うほど滞空時間が長かった。
見事に着地は成功。
“Air Opera(エア・オペラ)”
と呼ぶことにした(笑)
本犬は満足そうだったが、見ている僕の心臓にはあまりよろしくない(笑)
重複するが、エリザベスカラーを付けたままである。
本犬は計算している…たぶん
見ていると、オペラなりに計算しているように見える。
「これくらい助走を付ければ届く。」
「エリザベスカラーはこのくらい前に出る。」
そんなことまで考えているように見える。
……たぶん(笑)
でも、見ている僕はヒヤヒヤだ。
ほんの少し距離を見誤ったらどうなるんだろう。
エリザベスカラーがソファーに引っ掛かるかもしれない。
バランスを崩して落ちるかもしれない。
考え始めると心配になってしまう。
一番痛い思いをしているのは僕かもしれない(笑)
実は、もう一つ困ったことがある。
エリザベスカラーが僕の顔に当たるのである。
これが結構痛い(笑)
オペラは悪気なんて全くない。
「遊ぼう!」
「抱っこ!」
そんな勢いで飛び込んでくるだけ。
でも、その先には透明なプラスチックの壁がある。
ゴツン。
「あっ、痛っ!」
これが日に何度もある。
本人(本犬?)は何事もなかったような顔をしている(笑)
そこで術後服を買うことにした
このまま10日間、エリザベスカラー生活を続けるよりも、安全なんじゃないか。
そう思って術後服を注文した。
もちろん、傷口を舐めないことが一番の目的だ。
でも、それだけじゃない。
元気になって走り回るオペラ。
そのオペラを見てヒヤヒヤする僕たち。
術後服なら、お互い少し安心して過ごせる気がした。
また妻に言われそうだ(笑)
きっと妻は言う。
「またオペラにお金かけて。」
「術後服なんて、この時期しか着ないでしょう?」
確かにその通りだ。
もしかすると、一週間しか着ないかもしれない。
その後は、タンスの奥で眠り続けるかもしれない。
でも、それでいい。
使わなくなったということは、オペラが元気になった証拠だから。
備えは、使わない方が幸せ
バイクに乗る時のプロテクター。
ヘルメット。
エアバッグ。
どれも使わない方が幸せだ。
でも、万が一の時には、自分を守ってくれる。
今回の術後服も、それと少し似ている気がした。
オペラが怪我をしないため。
そして、僕ら家族も安心して過ごすため。
そう考えると、決して無駄な買い物ではないと思っている。
…とはいえ、妻には「また甘いねぇ。」と言われそうだけど(笑)
その一言も、我が家らしい日常なのかもしれない。
術後服を着せてみた結果…
術後服が届いたので早速着せたのだ!



サイズもちょうど良い!
排泄も問題なし!
「これで安心だ。」
そう思ったのも束の間だった。
数時間後。
オペラは術後服の弱点を発見したらしい。

見事に襟元へ小さな穴が開いていた(笑)
犯人はもちろんオペラである。
どうやら、
備える人間。
攻略する犬。
術後服にも耐久テストが必要らしい。
今夜は犬の術後服ではなく、僕の裁縫技術が試されることになりそうだ(笑)

