🕊️ 前回のお話:第181話「オペラが迷子になりかけた日」
雨の日にバイク納車をしなくてよかったと思った話
今日からバイクの納車が可能になった。
……のだが、
外は結構な雨だった。
正直、
少しだけホッとした。
もし今日が納車日だったら、
間違いなく後ろ倒しにしていただろう。
心の中で、
「やっぱりこの判断で良かったな」
と静かに呟いた。
基本的に、
僕は“晴れ男”だと思っている。
大切な日や、
ここぞというタイミングでは、
不思議と天気に恵まれることが多い。
もちろん、
科学的な根拠なんてない。
たまたまなのかもしれないし、
単なる記憶の偏りなのかもしれない。
それでも、
そう思ってしまうくらいには、
印象に残っている。
ただ、
幼少期は少し違った。
運動会や遠足など、
大事な行事に限って、
なぜか雨だった。
今思えば、
「誰かが雨男・雨女だったんじゃないか?」
なんて、
都合のいいことを考えてしまう(苦笑)
そんな僕だが、
実は昔から変わらないことがある。
“濡れるのが苦手”ということだ。
これは大人になってからではなく、
幼少期かららしい。
父から聞いた話だと、
公園の砂場で遊んでいると、
途中で必ずこう言っていたらしい。
「手に砂がついた…嫌だ」
そして、
遊びが中断する。
親としては、
なかなか大変だったと思う(苦笑)
不思議なことに、
プールや海は平気だった。
あれは、
“最初から濡れる前提”だからだろうか。
でも、
雨は違う。
予期せず濡れる感じ。
じわじわと染みてくる感じ。
あれがどうも苦手だ。
今でもそれは変わらない。
できれば、
雨の日は外に出たくない。
これは正直な本音だ。
ただ、
もちろんわかっている。
天候に関係なく、
外で仕事をしている人たちがいること。
雨でも、
風でも、
現場に立たなければならない人たちがいること。
それを思うと、
自分のこの感覚は、
かなり贅沢なものだとも感じている。
実際、
フォレスターを購入する前は、
マイカーがなかった。
雨の日でも、
原付に乗って移動するしかなかった。
レインウェアを着て、
顔に当たる雨を受けながら走る。
あれはあれで、
慣れればどうにかなるものだけど——
正直、
あまり好きではなかった。
かといって、
傘をさして歩くのも、
なんだかしっくりこない。
結局のところ、
“濡れること自体”が苦手なんだと思う。
そんな自分にとって、
今回のバイク納車。
やっぱり、
晴れた日に迎えたい。
そう思うのは、
ある意味、
自然なことなのかもしれない。
もちろん、
雨の日でも乗る場面はこれから必ず出てくる。
だから、
避け続けることはできない。
でも、
「最初の一日」くらいは、気持ちよく迎えたい。
そう思っている。
さて、
納車日はどうなるだろうか。
こればかりは、
本当に運任せだ。
もし晴れたら——
やっぱり僕は、
“晴れ男”ということにしておこうと思う。
50代後半、還暦目前で大型二輪免許を取得し、スピードトリプル1050へ乗り始めた記録を固定ページへまとめています。
大型バイク初心者ならではの失敗や、ガレージ問題、健康寿命との向き合いなども含めて更新中です。
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