🕊️ 前回のお話:第176話「コーヒーへのこだわりが強い人だった話」
バイクは買ったのに、まだ乗れないという現実
納車まで、あと少し。
いよいよか…という気持ちと、
まだ実感が湧かない感じが入り混じっている。
そんな中で、ふと気づいたことがある。
「あれ…これ、乗れなくないか?」
そう、バイクは契約した。
納車も目前。
だけど――
装備が、ほとんど揃っていないのだ。
ヘルメットはある。
教習所で使っていたものがあるし、
とりあえずはそれで何とかなる。
問題は、その先だ。
ライディングジャケット、
ライディングパンツ、
グローブ、
ブーツ…
いわゆる“ちゃんとした装備”が何一つない。
普段着で乗る?
いや、それはさすがに無い。
転倒したときのことを考えたら、
怖すぎる。
かといって、
何を基準に選べばいいのかも分からない。
価格もピンキリだ。
安いものから見ていくと、
「これで十分じゃないか?」と思う。
でも、少し調べると、
プロテクターの有無や性能、
素材の違いなんかが出てくる。
すると今度は、
「いや、安全を考えたら、もう少しちゃんとしたものを…」
となる。
そして値段を見る。
……高い。
思わずそっと画面を閉じたくなるレベルだ。
でも、ここで思った。
安全って、
あとから後悔できない投資なんだよな、と。
バイクは、車と違って“むき出し”だ。
何かあったときに守ってくれるのは、
装備しかない。
そう考えると、
安さだけで選ぶのは違う気がしてきた。
とはいえ、
全部をいきなり完璧に揃えるのも現実的じゃない。
このあたりのバランスが、
なかなか難しい。
そしてもう一つ。
選んでいる時間が、普通に楽しいのだ。
ジャケット一つとっても、
メッシュがいいのか、
オールシーズンなのか、
見た目重視か、機能性重視か。
悩みながら調べている時間は、
あのバイクを探していた時と、
どこか似ている気がする。
納車前なのに、
やることはまだまだある。
むしろ、
ここからがスタートなのかもしれない。
とりあえず今は、
「早く乗りたい」
という気持ちを抑えながら、
装備選びを楽しもうと思う。
焦って適当に選ぶより、
納得できるものを選びたいから。
…とはいえ、
納車日に間に合わなかったらどうしようか。
そのときは、
バイクを眺めるだけの時間になりそうだ(苦笑)
50代後半、還暦目前で大型二輪免許を取得し、スピードトリプル1050へ乗り始めた記録を固定ページへまとめています。
大型バイク初心者ならではの失敗や、ガレージ問題、健康寿命との向き合いなども含めて更新中です。
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