🕊️ 前回のお話:第177話「バイクは買ったのに、まだ乗れないという現実」
バイクを置く場所がないという現実に焦る話を書いておこう(苦笑)
バイク、どこに置く?
納車が近づいてきて、
ワクワクしている…はずなんだけど、
それと同時に、
ひとつ大きな問題にぶつかっていた。
「……これ、どこに置く?」
バイクを買う前は、
正直そこまで深く考えていなかった。
なんとかなるだろう、と。
でもいざ現実が見えてくると、
全然なんともならないことに気づく。
まず考えたのは、自宅保管。
車の後ろに斜めにバイクを入れれば、
なんとかいけるんじゃないか?
実際、できなくはない。
でも、
出し入れの手間、
取り回しのストレス、
そして何より、
「毎回これやるのか…」
という微妙な違和感。
なんとなく、
続かない気がした。
次に考えたのは、
車を月極駐車場に出して、
自宅にバイクを置くパターン。
これはシンプルだし、
現実的でもある。
ただ、
今度は車が不便になる。
ちょっとした外出でも、
わざわざ取りに行くことになる。
これも、
じわじわ効いてくるタイプのストレスだ。
そして最後が、
レンタルガレージ。
いわゆるバイク専用の保管場所。
これが一番スマートだと思った。
ただ問題は距離。
近場にあるにはあるけど、
車で5分、
それ以上離れた場所。
これだと、
「乗ろう」と思ってからの一手間が、
意外と大きい。
気軽さが、
一気に落ちる。
……どれも決め手に欠ける。
どれを選んでも、
何かを我慢することになる。
完全な正解がない。
そんな状態だった。
正直、ちょっとだけ思った。
「やっちゃったか…?」
と。
そんな中で、
ダメもとで自宅の町名を入れて検索してみた。
すると——
出てきた。
歩いて3分の場所に、
レンタルガレージ。
「いやいや、こんな都合よくある?」
半信半疑のまま、
すぐに電話。
「お問合せ下さい」になっていたから、
期待はしていなかった。
でも、
繋がった。
しかも、
空きは——ラス1。
これはもう、
迷っている場合じゃない。
とりあえず仮予約。
すぐに内見。
そして、
「あ、これイケるな」
という確信。
ほぼその場で、
契約を決めた。
その帰り道。
ふと、冷静になる。
「これ…金食い虫じゃん」
思わず苦笑いが出た。
バイク本体だけじゃない。
保管場所、
装備、
維持費…。
想像以上に、
お金がかかる。
でも同時に、
「まぁ、いいか」
と思っている自分もいる。
経験とか、
体験とか、
そういうものに
価値を感じてしまうタイプなんだろうな、と。
今回の件で、
なんとなくわかった気がする。
大型バイクに乗っていた人たちが、
あるタイミングで手放していく理由。
たぶん、
こういう現実の積み重ねなんだと思う。
それでも、
それをわかった上で、
選んでいる。
そこに意味がある気もしている。
贅沢な趣味だと思う。
間違いなく。
そういえば、
もう一つ思い出したことがある。
今回僕のところに来るバイクは、
状態がとても良い。
錆もほとんど見当たらないし、
細部の雰囲気からしても、
前のオーナーさんが
大切に扱っていたことが伝わってくる。
おそらく、室内保管だったんじゃないかと思う。
だからこそ、ふと思った。
これって、
自分が選んだつもりでいて、
実は“選ばれている”側なのかもしれないな、と。
ちょっと大げさだけど、
「選ばれし〇〇」みたいな言葉って、
こういうところにも当てはまるのかもしれない。
そんなことを、
ひとりでぼんやり想像していた。
あとがき
誰かに見せるためでもなく、
何かを誇るためでもなく、
ただ自分が納得して選んだこと。
そういう意味では、
ちょっとだけ、
満たされているのかもしれない。
大げさに言うほどの話じゃないけど、
少なくとも今は、
この選択を楽しんでみようと思っている。
50代後半、還暦目前で大型二輪免許を取得し、スピードトリプル1050へ乗り始めた記録を固定ページへまとめています。
大型バイク初心者ならではの失敗や、ガレージ問題、健康寿命との向き合いなども含めて更新中です。
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