🕊️ 前回のお話:第216話「正解探しをやめてみた」
先日、フードプロセッサーMK-K82を購入した。
目的は明確だった。
オペラの手作りご飯の仕込みを時短するためだ。
我が家では、
- さつまいも
- じゃがいも
- にんじん
- キャベツ
- 小松菜
- 他には鶏ひき肉
などを使ってオペラのご飯を作っている。
その下ごしらえに意外と時間が掛かる。
そこで、
「サイの目にカットできる調理家電はないものか?」
と調べ始めた。
もちろん相談相手はChatGPTである。
今回、僕が提示した条件は2つ。
- オペラの手作りご飯の仕込みを時短したい
- 野菜をサイの目にカットしたい
この2つだ。
しかも途中から、
「僕たちの料理も時短できたら嬉しいよね」
なんて話になった。
今思えば、この辺りから怪しかったのかもしれない。
何度かやり取りを重ねた結果、
ChatGPTが導き出した答えはMK-K82だった。
そして、
なぜか今回は自分で仕様を確認しなかった。
これが最大の失敗だった。
商品が届いた。
箱を開けた。
取扱説明書を開いた。
そして絶句した。
サイの目カットができない。
どこにも書いてない。
1mmも書いてない。
あれ?
僕がやりたかった事って何だっけ?
そこでようやく思い出した。
そうだ。
サイの目カットだった。
時短ではある。
便利そうでもある。
でも一番やりたかった事は実現できない。
完全に本末転倒である。
そういえば少し前に、巨人の阿部監督のお嬢さんがChatGPTに相談して行動した結果、大きなニュースになった件を見ていた。
その時は、
「最後は自分で確認しないとね」
なんて思っていた。
ところが今回。
フードプロセッサーの仕様を自分で確認せずに購入している。
スケールは全く違うけれど、
「AIの回答をそのまま信じる」
という意味では、自分も同じ過ちをしていた。
人は自分のことになると案外見えなくなるものらしい(笑)
妻は最初から、
「ぶんぶんチョッパーで良くない?」
と言っていた。
ところが僕は、
「野菜の繊維が壊れるんじゃない?」
などという謎のこだわりを発動。
結果として、
ぶんぶんチョッパー案を却下し、
フードプロセッサーを購入した。
そして現在。
妻はぶんぶんチョッパーを買いに行こうとしている。
・・・。
最初からそうすれば良かったのでは?
いや、その話はやめておこう。
きっと妻には言いたい事が山ほどあるはずだ。
幸いにも優しいので口には出さないだけである。
今回の件で教訓を3つ学んだ。
教訓その1。
ChatGPTの回答を鵜呑みにしないこと。
便利なのは間違いない。
でも最後に確認するのは自分だ。
取扱説明書も仕様も、自分の目で確認しよう。
教訓その2。
妻の意見はだいたい正しい。
これは今回に限った話ではない。
振り返ると昔からそうだった気がする。
なぜ僕は毎回遠回りするのだろう。
不思議である。
教訓その3。
買ったものは活用する。
MK-K82は悪くない。
悪いのは用途を確認しなかった僕だ。
だから今後はMK-K82にできる事で活躍してもらう。
買ってから使い方を考えるスタイルである。
最後に。
今回の失敗で改めて思った。
AIは便利だ。
でも万能ではない。
そして人間もまた万能ではない。
だからこそ、
AIの意見を聞きながら、
最後は自分で確認する。
それが一番なのだろう。
・・・と、偉そうな事を書いているが、
妻からすると、
「だから最初からぶんぶんチョッパーって言ったじゃん」
で終わる話なのかもしれない(笑)

