🕊️ 前回のお話:第217話「ChatGPTを信じた結果・・・」
去年の今頃、僕は大型自動二輪免許を取得するため教習所へ通い始めていた。
58歳にして大型バイクの免許取得。
しかもリターンライダーではないのだ。
今思えば、なかなか思い切った決断だったと思う。
同じ頃、新居の建築も本格的に進んでいた。
基礎工事が終わり、上棟も終わり、
少しずつ家らしい形が見え始めていた頃だ。
完成したらどんな暮らしになるのだろう。
そんな事を考えながら現場を見に行くのが楽しみだった。
さらに、自家用車についても悩んでいた。
購入する方向ではいたものの、本当に良い個体に出会えるのか分からない。
フォレスターを探し続けていた時期でもある。
当時の僕は仕事に追われつつ、
家のこと。
車のこと。
バイクのこと。
そんな事ばかり考えていた気がする。
未来への期待もあった。
一方で不安もあった。
人生って、次の一歩を踏み出す時はいつもそんなものだと思う。
ただ・・・
まさか1年後、
チワワのトイレ問題で悩み、
スピトリ1050のウィンカーを自己融着テープで応急処置し、
フードプロセッサーを買ったはいいものの、やりたかった事ができずに絶句しているとは思わなかった(笑)
人生は本当に分からない。
去年の僕が想像していた未来と、
今の現実はかなり違っている。
でも不思議なことに、
悪い意味では全く違っていない。
むしろ想像していたより面白い。
大型二輪免許は取得できた。
スピトリ1050にも出会えた。
家も完成した。
フォレスターも我が家にやってきた。
そして何より、
オペラがいる。
今では生活の中心になっている。
それは僕だけではなく、我が家全体がそうだ。
以前、妻からこんな事を言われたことがある。
朝起きると、
まず妻に
「おはよう」
と言う。
その直後、
「オペラ、おはよう」
と声を掛ける。
すると妻が、
「犬には名前を呼んで挨拶するのに、私はおはようだけなんだね」
と言うのだ。
本気なのか冗談なのか分からない。
いや、たぶん半分本気で半分冗談だと思う(笑)
重複するけど、今の我が家はオペラ中心の生活だ。
去年の今頃はまだ存在すら知らなかった。
人生最大級の変化は、
家でも車でもバイクでもなく、
オペラとの出会いだったのかもしれない。
そう考えると、
人生って面白い。
計画通りに進んだこともある。
計画通りに進まなかったこともある。
でも振り返ってみると、
計画していなかった出来事の方が印象に残っていたりする。
1年前の僕は、
未来がどうなるか知りたかったと思う。
でも今の僕が答えるなら、
「大丈夫。色々あるけど、結構楽しいぞ」
になるかな(笑)
さて。
来年の今頃は何をしているのだろう。
また新しい趣味を始めているのか。
オペラはどんな大人になっているのか。
スピトリは相変わらず元気なのか。
今はまだ分からない。
でもきっと、
今年の僕が想像している未来とも少し違うのだろう。
それもまた楽しみである。

