デカチワワ疑惑と、主の覚悟

夕方の公園でぴょんと跳ねるロングコートチワワを、後ろ姿の男性が見守る様子。第116話「デカチワワ疑惑と、主の覚悟」のアイキャッチ画像。 「日々とぬくもり」

🕊️ 前回のお話:第115話「免許に刻まれた数文字と、4,200円の現実」


小型犬、チワワ。
目標体重2.5kg。

それが我が家にやってきたはずだった。

――のだが。

デカチワワ疑惑?

現在、生後8ヶ月。
体重、4kg目前。

あれ?

抱っこすると、軽いというより“安心感”。
片手でひょい、ではなく、両手でしっかり。

ロングコートチワワは大きくなりやすい、とどこかで聞いた。
さらに「ハイオンタイプ」っぽい。
脚が長く、骨格がしっかりめのタイプ。

オペラ、もしかしてそれ?

小型犬のはずなのに、存在感は中型犬寄り。
我が家では最近、こう呼ばれている。

“デカチワワ疑惑”。

チョコレートタンのロングコートチワワ、月齢8ヶ月経過した姿。ハイオンタイプかもしれない。

でもね、かわいい。
疑惑込みで、かわいい。


オペラのスペックも、なかなかだ

公園に行けば100mダッシュ3本は余裕。
寒くない日は1時間いても帰りたがらない。
食欲は常に前のめり。

そのくせ、物音にはビビる。
パトカー、救急車、消防車のサイレンには
敏感に反応して、情けない声で助けを求めてくる。

でも僕を見ると、別犬になる。

ぴょん。
ぴょん。
ぴょんぴょん。

帰宅時はライブ開演だ。

腕をつかみ、マウント気味の仕草。
嬉しさ100%。
エネルギー爆発。

正直、嬉しい。
これだけ歓迎されて、悪い気はしない。

でも。

オペラは、膝関節が少し外れやすい傾向がある。
一瞬カクッと外れて、数日、もしくは一晩で見た目は戻る。

だからこそ、笑って済ませられない。

ぴょんぴょんが可愛いのは事実。
でも、将来の膝を思うと、地味に怖い。

「かわいいけど、やめて。」

今までは、そう言いながら撫でていた。
つまり、甘やかしていたのは僕だ。

守りたいのは、体重の数字じゃない。

この身体。
そして、これからの時間。


あとがき

小さな犬を迎えたはずなのに、
いつの間にか、人生の重みを教えてくれる存在になっていた。

ぴょんぴょんをゼロにするつもりはない。
それはオペラの喜びだから。

でも、衝撃は減らせる。
興奮の形は整えられる。

長く、元気に、穏やかに。

10年後も、15年後も、
歩ける身体でいてほしい。

デカチワワ疑惑は、まだ晴れない。

でもひとつだけ確かなことがある。

守る覚悟は、体重とは比例しない。


📘 次のお話:第117話「伏せは、教えたからじゃなかった」


プロフィール
こんにちは、自由きままなライフログを書いている おぷっぷ です。

このブログは、今の僕の人生を言い表す言葉を置いておきます。

「山頂を目指す登山ではなく、森を歩く散策。」

目的地は決まっていない。

ただ、歩く。

風の音に耳を澄ませ、

鳥のさえずりに足を止め、

足元に咲く小さな花を見つける。

昨日は気づかなかった景色が、

今日はなぜか心に残る。

昔の足跡を見つけては、

「あの頃の自分は、ここを歩いていたんだな。」

と、静かに微笑む。

歩くたびに森の景色は少しずつ変わり、

歩くたびに自分も少しずつ変わっている。

だから、同じ道でも、

いつも新しい発見がある。

人生は、

山頂を目指して競い合うものではなく、

自分だけの森を歩きながら、
出会った景色を味わう旅なのかもしれない。

そして、このブログは――

人生という森を歩いて見つけた、小さな景色を残す備忘録。

未来の自分へ。

そして、いつか家族がこの森を歩く日が来たなら、

「あぁ、この人はこんな景色を見ながら生きていたんだ。」

そんなことが少しでも伝わったら、

それだけで十分。
ライフログ「日々とぬくもり」
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