59歳になって、ようやく二人の言葉が繋がった。

青空を見上げながら人生について考える50代男性と大型バイク 「日々とぬくもり」

🕊️ 前回のお話:第242話「「どこの保険がいい?」より先にやることがあった。」


若い頃には理解できなかった言葉がある。

ここ数日、Threadsやネットの記事を読んでいて、ふと昔のことを思い出した。

一つはタモリさん。

もう一つは、僕が長年お世話になった創業社長だ。

当時は、二人が言っていることは真逆だと思っていた。

でも59歳になった今、ようやく一本の線で繋がった気がした。

若い頃の僕は「夢を持て」が正しいと思っていた

若い頃は、

「夢を持て。」

「目標を持て。」

そんな言葉を素直に信じていた。

だからタモリさんの、

「夢なんてなくてもいい。」

という言葉を初めて聞いた時は、

「いや、それは違うでしょう。」

と思った。

夢がなければ前へ進めない。

そう信じていたからだ。

創業社長は「空を見ろ」と言った

一方で、創業社長はよくこんな話をしていた。

「足元ばかり見るな。」

「顔を上げて空を眺めてご覧。」

「太陽があって、青い空が広がって、雲が流れている。」

「夜になれば月や星もある。」

当時の僕は、

「夢を忘れるな。」

という意味なんだと思っていた。

だから、

創業社長は夢を持てと言う。

タモリさんは夢なんていらないと言う。

「どっちなんだよ(笑)」

本気でそう思っていた。

59歳になって気付いた

でも最近、ようやく分かった。

二人とも夢の話なんてしていなかったんだ。

創業社長が伝えたかったのは、

「視野を狭くするな。」

ということ。

美容師という仕事だけ見ているな。

海外へ行け。

一流ホテルへ行け。

色々な世界を見ろ。

人間としての器を広げろ。

そんな教育だった。

一方でタモリさんは、

夢だけを追い掛けて今を犠牲にするな。

目の前のことを面白がれ。

今をちゃんと生きろ。

そんな話をしていたんだと思う。

真逆だと思っていた二人は、実は同じ方向を向いていた

創業社長は、

「空を見ろ。」

と言った。

タモリさんは、

「今を生きろ。」

と言った。

一見すると真逆だ。

でも本質は違う。

創業社長は、

視線を遠くへ向けろ。

タモリさんは、

足元を大切にしろ。

そう考えると、むしろ両方必要なんだ。

気付いたら、僕もそう生きていた

最近、僕はよくこんなことを言う。

「気が付いたら、ここに居た。」

大型二輪免許もそう。

ブログもそう。

オペラとの暮らしもそう。

住宅ローンもそう。

NISAもそう。

若い頃に細かく人生設計をしていたわけじゃない。

目の前のことを一つずつ積み重ねていたら、

気付けば今の人生になっていた。

だから最近は、

「あれが運命だった。」

とか、

「この出来事には意味があった。」

というより、

全部あとから一本の線になって見えてくる。

そんな感覚の方が近い。

人間って、きっと何かにつけて意味を後付けしたくなる生き物なんだろう。

でも、その後付けが悪いわけではない。

過去の出来事を整理し、自分の人生を理解するために必要な作業なのかもしれない。

HMSでも同じことを教わっていた

そういえば、大型バイクに乗るようになって気付いたことがある。

教習所でもHMSでも何度も言われた。

「視線は遠く。」

近くばかり見ていると、

バイクはふらつく。

曲がれない。

危険予測も遅れる。

だから視線は遠くへ向ける。

でも同時に、

クラッチ。

アクセル。

ブレーキ。

路面の感触。

今、自分が操作している足元もしっかり感じている。

つまり、

視線は遠く。

足元は今ここ。

人生も、まったく同じなのかもしれない。

将来だけ見ていると、今日という一日を楽しめない。

今日だけ見ていると、いつの間にか何年も過ぎてしまう。

だから、

遠くを見ることと、

今を生きること。

その両方が大切なんだと思う。

最近、全部繋がった気がする

30年以上前に創業社長が話してくれたこと。

タモリさんが何十年も語り続けてきたこと。

そして、58歳で大型二輪免許を取得して学んだこと。

全部、少しずつ繋がってきた。

若い頃には分からなかった言葉も、

59歳になった今だから理解できる。

だから今日の締めくくりは、この言葉にしたい。

視線は空へ。

足元は今ここ。

空ばかり見て歩けば転ぶ。

足元ばかり見て歩けば、遠くの景色を見失う。

人生もバイクも、

案外、同じなのかもしれない。


📘 次のお話:第244話「「やりたいことがわからない」と聞いて、18歳の自分を思い出した。」


プロフィール
こんにちは、自由きままなライフログを書いている おぷっぷ です。

チワワの「オペラ」と暮らしながら、日常の出来事や感じたことを、自分の言葉で気ままに綴っています。

オペラとの毎日はもちろん、コーヒー、バイク、昔の思い出、これからの人生のこと。

何気ない出来事の中にも、小さな発見や気付きがあって、時には笑い、時には考えさせられます。

このブログでは、

・オペラとの何気ない日常
・心がふっと動いた瞬間
・バイクや趣味の話
・人生を振り返って思うこと
・生活の中で見つけた小さな幸せ

などを、写真とともに記録しています。

未来の自分が読み返した時、

「あの頃も楽しんでいたな」

そう思えるような記録を残したい。

そんな気持ちで、今日も気ままに書いています。

どうぞ気軽に読んでいってください。
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