🕊️ 前回のお話:第198話「大型バイクに乗り始めて気づいたこと」
最近、大型バイクへ乗るたびに思う事がある。
それは、
大型バイクは“怖い”くらいがちょうどいい
という事だ。
もちろん、
「怖くて乗れない」
という意味ではない。
油断できない。
気を抜けない。
ちゃんと集中しないと危ない。
そういう意味での“怖さ”だ。
大型バイクへ実際に乗り始めてみると、教習所では見えなかった事が本当にたくさん見えてくる。
- 車体の重さ
- アクセル操作
- 路面状況
- 右折車
- 強風
- 渋滞
- 車間距離
全部がダイレクトに身体へ伝わってくる。
車みたいに、
「まぁ大丈夫だろう」
では済まされない。
ほんの少しの判断ミスが、大きな事故へ繋がる世界だ。
だから自然と慎重になる。
でも、その慎重さが最近は嫌ではない。
むしろ、
怖さを感じなくなった時の方が危ないのかもしれない
とすら思っている。
納車後2回目の走行では、実際に走行中エンストも経験した。
渋滞の中、
たぶん3速のままだったのだろう。
アクセルも開けていない。
クラッチも繋ぎっぱなし。
完全に、
「速度とギア選択のミスマッチ」
だったと思う。
そして別の場所では、県道の交差点で右折車が普通に進入してきてヒヤッとした。
右折車を見かけたら減速する。
YouTubeなどで散々見ていたから、ちゃんと速度を落としていた。
だから冷静に対処できた。
もし予習していなかったら…。
そう考えると、少し怖くなる。
いわゆる“右直事故”ってやつだ。
バイクって、本当に危険と隣り合わせなのだと思う。
僕は59歳。
YouTubeを見ていると、
「還暦だから大型バイクを卒業します」
なんて動画も普通に流れてくる。
一方の僕は、還暦手前になってから大型バイクへ乗り始めた(笑)
自分でも不思議だ。
もちろん、まだまだ初心者。
シフトアップで変速ショックも出る。
ラダーレールでは毎回緊張する。
レンタルガレージから大型バイクを出すだけで、一仕事終えたような疲労感すらある(笑)
それでも、
「もっと乗りこなしたい」
という気持ちがある。
若い頃なら、
「まぁ、そのうち慣れるだろ」
で終わっていたかもしれない。
でも今は違う。
バイクで家を出たら、無事に帰宅するまでが責任だと思っている。
妻にも、
オペラにも、
文鳥たちにも、
「ただいまー!帰ったよー!」
と言わないといけない。
だからこそ、
ちゃんと学びたい。
ちゃんと知りたい。
ちゃんと乗れるようになりたい。
そんな気持ちが強くなってきた。
そして今回、HONDA セーフティスクールの中にある、
HONDA モーターサイクリストスクール初級
へ申し込んでみた。
オンロード・オフロードに分かれており、さらに、
- 初級
- 初中級
- 中級
- 上級
というクラス分けになっている。
まずは初級を受講し、段階的に上のクラスへ進める仕組みらしい。
腕に自信があるからといって、いきなり中級へは進めない。
…いや、僕の事ではないので念のため(笑)
参加資格にも、
「自動二輪免許(普通・大型)をお持ちの方」
※上級コースは中級コース修了者が対象
と書かれていた。
初級コースのコンセプトは、
“基本をじっくり学んで自信をつける”
との事。
運転姿勢や、
「走る・曲がる・止まる」
というバイクの基本操作を、じっくり練習するらしい。
主な内容は、
●基本となるライディングポジション
●発進・加速・減速・停止のスムーズな操作
●安定してカーブを曲がるための心得
●初心者の多くが苦手とするUターン
など。
かなり実践的だ。
それにしても、自分でも不思議なのである。
なぜ、ここまで熱心になれるのだろう?
普通自動車に関しては、免許取得後にドライビングスクールへ通った事など一度もない。
サーキットを走ってみたい気持ちは昔からあった。
でも、
- 時間
- お金
- 環境
色々な事情が重なり、そこまで情熱を注ぎ切れなかった。
でも、バイクには情熱を注げる。
…という解釈で良いのだろうか?
ほら、また始まった。
頭で考えすぎる悪い癖である(笑)
誰かに強制されたわけでもない。
頼まれたわけでもない。
なのに、気が付いたら勝手に申し込んでいた。
厳密には抽選なので、まずは当選しないといけないのだけれど(笑)
しかも受講費は各クラス19,000円。
さらに、
受付 9:00〜9:50
スクール 10:00〜16:30
という、丸一日コースである。
でも、不思議と嫌ではない。
むしろ楽しみですらある。
HONDA モーターサイクリストスクール初級へ申し込んだ理由を書くなら、
- バイクを安全に乗りこなしたい
- 元気な姿で「ただいま!」と言いたい
- 周囲へ迷惑を掛けたくない
この3つが大きい。
…もしかしたら、
「かっこいい〜!」
なんて言われたい願望も、ほんの少しだけあるのかもしれない(笑)
まぁ、幻想でしかないと思うけど。
でも、これも何かの縁なのだろう。
そして、タイミングなのだと思う。
受講できる環境にあるうちは、
「初級」
に限らず、積極的に参加してみようと思っている。
50代後半、還暦目前で大型二輪免許を取得し、スピードトリプル1050へ乗り始めた記録を固定ページへまとめています。
大型バイク初心者ならではの失敗や、ガレージ問題、健康寿命との向き合いなども含めて更新中です。
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