🕊️ 前回のお話:第201話「「痩せた?」と言われて、ちょっと嬉しかった話」
先日、メールを確認していると、
HONDA モーターサイクリストスクール事務局から連絡が届いていた。
正直、
「抽選だし、どうだろうなぁ…」
くらいの気持ちだった。
ところがメールを開くと、
「当選のお知らせ」
の文字。
思わず、
「おぉっ!」
と声が出た(笑)
かなり嬉しかった。
でも同時に、
少しだけ緊張もした。
いや、
かなり緊張しているのかもしれない。
だって、
「走る・曲がる・止まる」
を、もう一度ちゃんと学びに行くのだから。
最近、自分でも不思議に思う事がある。
なぜ、ここまで熱心になれるのだろう?と。
大型バイクを買って終わり。
たまにツーリングへ行って満足。
もちろん、それも素敵な楽しみ方だと思う。
でも僕は、
もっと安全に乗りたい。
もっと自然に操れるようになりたい。
そんな気持ちが、どんどん強くなっている。
そして最近、その理由が少しわかった気がした。
美容師の世界と、構造がそっくりなのだ。
美容専門学校へ通い、
国家試験を受け、
美容師免許を取得する。
でも、それで一人前ではない。
アシスタントとして現場へ入り、
シャンプー。
カラー。
ブロー。
接客。
空気感。
先輩達から技術と姿勢を学びながら、少しずつ経験を積んでいく。
そして、
カラーリスト。
ジュニアスタイリスト。
スタイリスト。
トップスタイリスト。
管理者。
経営者。
人によって道は違うけれど、
「免許取得は入口」
という構造だけは共通している。
大型バイクも同じなのだと思う。
教習所で学ぶのは、
あくまでも「大型自動二輪免許を取得するための操作」。
そこから先、
本当に大切なのは公道だ。
- 右直事故
- 路面状況
- 渋滞
- 強風
- 車間距離
- 周囲の動き
教習所には無かった情報量が、一気に押し寄せてくる。
そして僕は、大型バイクへ乗り始めてから、
「怖さ」
をちゃんと感じるようになった。
もちろん、
「怖くて乗れない」
ではない。
油断できない。
気を抜けない。
ほんの少しの判断ミスが、大きな事故へ繋がる。
だから慎重になる。
最近は、
「怖さを感じなくなった時の方が危ない」
とすら思っている。
59歳。
世間的には、
「大型バイクを卒業する年齢」
なのかもしれない。
でも僕は、
還暦手前になってから大型バイクへ乗り始めた。
自分でも不思議だ(笑)
もちろん、まだまだ初心者。
エンストもする。
Uターンも不安。
ラダーレールでは汗をかく(笑)
それでも、
「もっと上手くなりたい」
と思ってしまう。
いや、
「上手くなりたい」
というより、
「安全に帰って来れる技術を身につけたい」
の方が近いのかもしれない。
バイクで家を出たら、
ちゃんと元気に帰宅したい。
妻にも、
オペラにも、
文鳥たちにも、
「ただいまー!」
と言わないといけないからだ。
だから今回、
HONDA モーターサイクリストスクール初級へ当選した事が、すごく嬉しかった。
たぶん今の僕は、
「大型バイクに乗っている自分」
を楽しんでいるだけではない。
「初心者として学んでいる時間」
そのものを楽しんでいるのだと思う。
スクール当日、
きっと緊張する。
筋肉痛にもなるかもしれない(笑)
でも今は、
その時間がすごく楽しみなのである。
50代後半、還暦目前で大型二輪免許を取得し、スピードトリプル1050へ乗り始めた記録を固定ページへまとめています。
大型バイク初心者ならではの失敗や、ガレージ問題、健康寿命との向き合いなども含めて更新中です。
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